スカイループ

泉陽興業のいわゆる「アトミックコースター」です。同型機は三井グリーンランド(熊本)、日本モンキーパーク、石炭の歴史村(北海道夕張市)にあります。

コースの形状はシャトルループに似た往復型ループコースターで、前進で巻き上げて、バックでファーストドロップとなります。このドロップの走路が駅舎のところで一度平坦になって、「2段階式」になっているのが特徴です。

   
  
日本モンキーパークのもそうでしたが、シートがすごくしっかりしていて「豪華」なのがこのコースターの特徴です。座面〜背面クッション性があって、ヘッドレストもしっかりしています。サイズ的にも余裕があって、ゆったり座れる感じです。

同じ時代に作られたループ・ザ・ループとは大違いです。デザインなどから見ても、たぶん車両は途中でリニューアルしているのだと思います。

   
駅舎から見た巻き上げ

先端部分は角度が変わって平坦に近くなっているので見えません。

細かく言うとファーストドロップは、順に、緩斜面→急斜面→平坦部(駅舎のところ)→ループ前の小さなドロップ、と4つの部分から成っていると言えます。

   
巻き上げ

巻き上げは、最近のコースターと違って、かなりのんびりです

   
   
本当に、「最高!」としか言いようがありません

   
   
   
実際に乗車中のイメージも、こんな感じです

   
   
直立したポールの付近が最高到達点になります。ドロップは最初は静かにゆっくりと始まりますが、ほどなく角度が変わるので、そこから一気に加速します。

   
   
駅舎のところで角度が変化するので、結局、キャメルバックを越えるのに似た効果があって、少し浮きを感じることができます。

   
   
別のところでも書きましたが、バックのファーストドロップ後に垂直ループに入ると、前進の場合よりは、首などにけっこうストレスが強くかかる感じがします。

   
最高点はもうちょっとだけ上です
   
   
休日でも、いつも貸し切り!。実際私も、いろいろな遊園地で、すっかりこういう状態に慣れてしまったので、もう「2時間待ち」とかには耐えられないかもしれません。

  
  
完成 昭和55年6月 とあります。

シャトルループが日本初上陸した翌年です。

  
  
   
巻き上げの最初の部分 空がきれいです

  
  
巻き上げの上の部分での眺望
(生駒市〜奈良市方面が見えます)

ここまで雄大な景色を楽しめるコースターは、他にないような気がします。

  
  
もう少しで最高点。先のポールのところまで行きます。

  
  
最後部の席だとこんな感じ

  
  
さあ、着きました

  
ここでちょっと場面は飛びますが・・・
  
反対側を登り切ったところ

  
  
復路の前進ループへ突入!

  
  
LOOP !
  
  
左に見えているのはウルトラツイスターのタワー部分です

  
  

帰りのループを回り終えたら、一段上って駅舎に滑り込み、フィニッシュとなります

   
まとめ

とにかくロケーションが最高。こんな雄大な絶景を眺めながら楽しめるコースターは他にないでしょう。おそらく日本一じゃないかな?

はるばる旅をしてでも、乗る価値あり、オススメ!!です

  
   
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