F2(エフ・ツー)
   
いや〜〜美しいF2の姿! 眺めも最高!

   
Vekoma社製の吊り下げ式コースターで、ルスツリゾートのハリケーン、鈴鹿サーキットのブラックアウト、三井グリーンランドのNIOと同型です。コースレイアウトの詳細などは必要があればブラックアウトのページを参照してください。
  全長   687m
  最高時速   78.9km
  乗車時間   2分05秒
   

とはいうものの、一応、レイアウトを説明します。

写真中央付近に駅舎があって、右に向かって巻き上げ。一番右がファーストドロップ。下るとまず「ループ&スクリュー」で一回り。その後一度軽く登って下りて左へ向かい、「地面すれすれ」を通過、急上昇して「ループ&ターン(写真一番左)」、最後に右に向かって「2回転キリモミスクリュー」を通り、ファーストドロップの底の近くで右回りして、そこから一番左までほぼまっすぐに進んでフィニッシュです。

   
      
エントランス

搭乗口があるのはもっと左の方で、このあたりは大勢並んだ時に列をなすための場所。かなり広範囲に立派な屋根がついています。広々としており、植木の手入れなども行き届いて清潔感があります。ブラックアウトなどと比べると、こういった環境などの違いで、別のアトラクションのように感じてしまいますから不思議。

F2というのは、ここにあるように、fright(恐怖)flight(飛行)という2つの言葉を表しているようです。ただしflightにはもうひとつ、「逃走、脱走」と言う意味もあるようなので、そんな含みもあるのかな?

   
      
ファーストドロップの後、ループ&スクリューの入りの部分

ここから急上昇です

   
       
ループ&スクリューの「スクリュー」部分

動きとしてはピレネーやオロチの「コブラロール」とほぼ同様ですが、中央部分でスクリュー回転が休まずに連続するので、こちらのほうがより「動きが激しい」という印象を受けます。

   
    
2回転キリモミスクリューの真ん中付近

   
   
〜〜それでは最前席に乗車です〜〜
    
巻き上げ

吊り下げ式コースターの巻き上げは普通のコースターと違って、上下の構造物に挟まれているのと、両側に支柱が連続しているので、囲まれている感じがして、開放感に乏しいです。

      
     
いよいよファーストドロップ
紅葉がすばらしい!

   
      
ファーストドロップ 続き

さあ、ドロップ、と言っても、最前席だとすぐには落ちません。しばらく「引き留められている」感じ。

   
       
最後部車両が下りに入ったあたりから、一気に加速。ようやく本格的ドロップが始まります。

   
     
どこだー? よくわかりません。

      
       
こりゃ、逆さだから、「ループ&スクリュー」から下りる部分かな?(よくわかりません)。途中でシャッターの感触が分からなくなり、どこで撮ったかもはっきりしないので???です。こういう状況で「写ルンです」のシャッター押して、ギコギコ巻いて、の動作をするのは大変です。

  
      
これは、後半、ループ&ターンを終えて、2回転キリモミスクリューに入るところかな? 

    
   
 2回転キリモミスクリューを抜けて、折り返して戻るところ。もうコースターとしては、半ば終わっているといってもいい。

   
   
まとめ

コンパクトなインバーテッドコースター。「つなぎ」のような部分はなく、ファーストドロップの後、ループ&スクリュー、ループ&ターン、2回転キリモミスクリューという3つコンポーネントが立て続けに襲いかかってくるので、「息つくヒマもないような怒濤の責め」と感じます。かなりハードなマシンといえます。ゆっくり楽しんでいるヒマがない、というか・・・。

ブラックアウトで発生していた異常なほどの振動はなく、これが本来の姿のようです。繰り返しの乗車に十分耐えることができました。

どこそこきれいで、乗車前に周囲の環境から受ける印象も、すっきり爽やか。トップでの眺望もすばらしく、「リピート」したい魅力たっぷりです。(最後が、クーリングダウンみたいに抜けたような走行がダラッと続いて終わる点はこの機種共通の欠点で、ちょっともったいないです。)

     

キャメルコースターへ
    
    
inserted by FC2 system