ジャイアントフリスビー & フリスビー
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まずは
ジャイアントフリスビー
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2004年7月9日に日本初登場マシンとして営業開始した、スイング系絶叫マシンです。富士急ハイランドのトンデミーナと同型機ですが、富士急は2004年7月10日オープンで、わずか1日の違いでしたが、ナガスパのほうが「日本初」のタイトルを獲得してしまいました(別に現在、そんなことは宣伝してませんが)。
リング状のところに外向きに人が乗って、これがゆっくり左回転しながら、全体としてはアームが振り子状に往復運動します。アームは最大、片側120度まで振れるので、両側あわせると240度の振れ角ということになります。スイングするときの最高速度は102km/hとのことで、かなり速いジェットコースターのファーストドロップに相当します。これだけのスケールと速さをもったスイング系マシンはこれまでなかったものです。
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ENTRANCE
搭乗定員は50人と、コースターなどに比べて多く、1回あたりの運転所要時間は比較的短いので、「回転の良い」アトラクションと言えます。日曜でしたが、ここに1回分(50人)以上の人が列をなして待っていることはないようで、「すぐ次の回には乗れる」といった感じでした。
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静止状態のジャイアントフリスビー
嵐の前の静けさ・・・みたいな
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上から見下ろすとこんな感じです
おそらく、スイングして最高点に達した時には、この写真の見た目程度の高さになっているのだと思います。
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スタートするときには、この8角形の銀色の床の部分は「スリバチ状」に下がって落ち込みます(そうしないと動き出したらぶつかってしまうので)。そんなところは、吊り下げ式コースターのスタート時に似ています。
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シートは両サイドから体を包み込む感じで、ハーネスも肩と腹部〜大腿部をしっかりと押さえるような作りで安心感があります。(もしそうでなかったら、きっと恐怖です)
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乗り込んでスタートを待ちます
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スタートすると、ゆっくり振り子状に往復運動を始めて、徐々に振れ幅が増えていきます。出だしの1往復くらいはかなり少ない振れ幅で、ただ「動き出したな」といった感じなのですが、その後、急にぐ〜んと勢いがつきはじめる感じで、実際、強烈な力が働いてくるのが体に感じられます。
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スイングしているだけでなく、リングが回転しているので、上昇するたびに、見える景色が地面だったり、空だったりと、次々入れ替わるのが特徴で、この感覚がこれまでのいかなるマシンでも経験することがなかった新しい感覚といえます。
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この高さで、下を向いて地面が眼下に見える状態の時には、「高いっ!」という感じを受けます。トップスピンなどで、高いところで下向きにされた時の状況を思い浮かべてもらって、その状態で高さ30mと想像すればいいです。けっこう怖いものです。
振り下ろされる時のスピードもかなりのもので、最下点を通過するあたりでは、強いGのために「息をするときに胸が圧迫されて動きにくい---ちょっとした呼吸困難感」を覚えます。これも、これまで他の絶叫マシンでは経験できなかった新しい感覚だと思います。
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結局のところ、
空だー、地面だー、空だー、地面だー・・・となって、何だか自分がどうなっているか、頭の中が「ぐるぐる」でよく分からないような感じになりながら、「ぐわぁ〜〜ん」と落下すると胸が苦しくなって、その時、すごい風切り音がして・・・そんな感じ。
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乗らずに、眺めているだけでも、けっこう楽しめる絶叫マシンです。---見ていて飽きない。
リングのまわりに人の脚がまるで繊毛(せんもう)のようにチョロチョロと出ている様子が何ともユーモラスな感じ。
あるいは、「人間って、ちっぽけなものなんだなー」、なんてことをしみじみと実感させられたりもします。
カフェテリア「けやき」は、外のテラスみたいなところにテーブル席がたくさんあって、そこで食事をすることが出来ますが、この↑カットは、そこからの眺めです。だから、ナガスパでのお食事はこちらがおススメ!
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まとめ
これまでのいかなる絶叫マシンでも体験できなかった、「新しい感覚」を味わうことができます。高さ、速さ、Gの感覚も相当なもの。さらには、胸郭に対する圧迫感を確実に実感する絶叫マシンというのは初めてでしょう。
この高さで地面と「ご対面」となって、そこから地面に向かって振り下ろされるのわけですから、それなりに怖いです。
これらの要素によって、大いに絶叫することができるマシンだと思います。友達やご家族などと並んで乗れば、きっと大騒ぎできて楽しい(?)と思います。ただし、高いところが苦手な人はきついかもしれません。
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そして、こちらが元祖
フリスビー
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ジャイアントフリスビーは2004年の登場ですが、ナガシマスパーランドにはすでに以前からこのフリスビーという機種があって、現在もジャイアントフリスビーのすぐそばで運転されています。
これも円盤状のところにシートがあって(こちらは内向きに座って、床に足を着く形)、これが回転しながら、アームが振り子状に往復運動します。だから基本的な動きはジャイアントフリスビーと同じです。
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ただしこちらは、振れ角はこのくらい↓
回転速度はやや速い感じなので、回転系の要素も十分にある乗り物です。だからかなり目が回ります。小さいからと言って、決して「甘くない」です。
たぶん国内では、ここにしかない機種だと思うので、大切にしたいですね。
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