所在地:愛知県豊橋市大岩町字大穴1-238
別名を「のんほいパーク」といいます。ちなみに「のんほい」とは豊橋とその周辺でよく使われる三河弁で、「ねえ、ちょっと」とか人に呼びかけるニュアンスの言葉だそうです。私は住まいが比較的近くとは言え、生活圏としてはまったく異なるので、この方言を実際に聞いたことはありません。
1954年(昭和29年)に開園した市営動物園が前身となっていますが、昭和40年に現在地へ移設。さらに最近10年ほどの間に大幅にリニューアルされ、現在では動物園のみならず、植物園、自然史博物館(恐竜とか古い時代の化石などを中心にした展示館)、遊園地、公園などを含む総合的な施設となっています。だから遊園地はメインの施設ではありません。付属的なものです。
ジェットコースター、観覧車のほか、「海賊船(いわゆるバイキング)」「メリーゴーランド」「こども汽車」など全部で10種ほどのアトラクションから成る、小さな遊園地スペースです。
ジェットコースター
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ファーストドロップ
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ほんとうに「箱」といった感じの車両で、座席が固いので、乗り心地としては、不満が残ります。 |
「これ以上ない」、といった感じのデザインなし車両。市役所のお役人が関わると、遊具もこうなるのでしょうか? もっと夢を! |
***さて、それでは他の園内をちょっとご紹介***
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エントランス(東門)
この豊橋総合動植物公園は市街地の施設としては広大な(面積約40ha)な規模を持ち、出入り口も正門、西門、そしてこの東門と3箇所あります。 入園料は大人600円、小中学生100円、それ以下は無料、となっています。これだけの施設でこの料金というのは有り難いです。さすがに市の施設です。 遊園地の遊具は各300円〜100円です。 |
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正門を入ったところの様子ですが、このように広い通路があって、両側に特に何もない、そういった部分がかなり多いです。 |
こちらもそうですが、だだっ広いスペースと木々の緑。確かに「パーク」だ、といえばそうなのでしょうが、こういった何もない空間というのが目立つのがここ豊橋総合動植物公園の特徴といっていいでしょう。 |
なんとも贅沢な作りと言っていいでしょう。今どきこういうのはめずらしい(貴重な)公園かもしれません。 |
ただし、広々として緑が多くて全面的に気持ちよいかというとそうではなく、園内どこに行っても、かなり動物園臭が強いというか、はっきり言って「臭い」です。だからのんびりお弁当を広げて、という気にはなりにくいかも。 |
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展望塔
この公園のランドマークとなっている建物です。なかなか不思議な建物。 上と下はありますが、その間には何もない! かなり「トマソン」に近い建造物といえます。 何かすごい無駄をしているような・・・(市営です)。 エレベーターが展望ロビーに着くと、普通はピンポーンとかいうののかわりに、「ガオ〜〜ッ」と猛獣の鳴き声がします。初めてだと、これ一瞬、ギクッとしますね。これも含めて、とにかく変な施設です。機会があったらぜひ訪ねてみてください。 ちなみに、浜松の人間だと、この建物を見ると、浜松駅前にある高層ビル、アクトタワーを連想してしまいます。どことなく似てるなあー。 |
観覧車 観覧車も意外と立派。かなりの高さです。 展望は良好ですが、先にも述べたような悪臭が観覧車の中にも充満しているので、早く降りたくなってしまいます。(ただし降りても臭いですが。) |
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こども汽車
他の遊園地よりは広々してきれいな場所を走るので、気持ちよさそうです。子供達にはかなりの人気です。1回100円。 |
温室
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アフリカ園
動物園は昔からある古典的動物園の部分と、リニューアルした部分に分かれますが、このアフリカ園は新しい魅力的な施設です。 一見すると、「えっ、動物園はどこ?」と首をひねってしまうほど、従来の動物園とは異なった形態をとっています。広々とした草原と森林の中に、動物が点々と見えます。 |
シマウマ
大草原とまでは言えませんが、このように比較的自然な中にある動物をながめることが出来ます。 狭いオリの中に閉じこめてあるのと違って、いつでも目の前に、間近に見れる、というわけにはいきませんが、動物のためには、今後、こういった形態のほうが望ましいではないでしょうか。 |
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ダチョウ
動物も、何となくのんびり過ごせているのではないかな、と感じられ、見ている方も癒されるような気がします。 |
特に意味はありませんが、ペンギンです。 ペンギンはどこで見てもカワイイですね。 ただし、南極越冬隊員の経験のある知人の話だと、南極で実際にペンギンの群に近づくと「ものすごく臭い」ので、とても「カワイイ」などとは言ってられない、とのことです。ガラス越しや写真で見ているのがいいのかも。 |
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まとめ
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