ひらかたパーク
      
  

所在地:大阪府枚方市

交通アクセス:京阪電車、枚方公園駅下車、徒歩約3分

大阪のベッドタウンとした発達した枚方市。そのまさに住宅街の一角にこのひらかたパークはあります。総面積は16万平方メートルと、メジャークラスの中ではコンパクトサイズといえますが、起伏に富んだ地形をうまく利用した効率的なレイアウトによって、密度の濃い、そして利用しやすい遊園地となっています。

特徴的なのは、とにかく園内に緑が多いこと。さまざまな趣向をこらした植樹によって、いわゆる「南国ムード」に通じるような独特の雰囲気を醸し出しています。

全体的には子供、ファミリー層にターゲットを絞ったアトラクション展開をしており、緑いっぱいの園内で、安心して楽しい一日を過ごせるようなパーク、そういったコンセプトで運営されているように思われます。ちなみに経営は京阪電鉄です。

      
それではちょと中をのぞいてみましょう
枚方公園駅を下車して数分ほど駅前の住宅地のような雰囲気の通りを歩いていくと、つきあたりにこのゲートがあります。どちらか、といえば、「動物園」みたいな雰囲気。このゲートはエントランスではなく、入園チケット売り場です。

          
   
チケットを購入して進むと、このようになっていて、先に見えるのがエントランスです。このあたりから「何だか妙に植木が多いぞ」と感じます。それと建造物などは淡い茶系の色彩が多く、全体としてのイメージでは、「植物の緑」と「土の茶色」、そういった彩り(いろどり)のパークという感じがします。

        
ううっ、そうきたか!

エントランスを入ると、まず、「てちてち」という音(声)が響き渡っていました(ここは入ってすぐ右にある、イベントホールというところ)

これには、ついつい気持ちが惹かれてしまいますが、今日そんな時間はありません、次へ。

         
  
さらにに少し進んで、振り返るとおお〜っ、ここはどこ?・・・ってな感じ。ここは熱帯植物園か?

            
  
パームウオークという、ひらかたパークのメインストリートみたいなところです。屋内型アトラクション、ゲームや飲食施設が並んでいます。

何か、大阪らしくないぞ。写真左にマクドナルト(大阪では「マクド」と言うらしい)も見えています。カラフルで、おしゃれな感じ、それでいてゴテゴテ(コテコテ?)したところはなく、爽やかさを感じます。

  
            
パームウオークを少し進んだところマクドナルドだけでなく、奥にはケンタッキーフライドチキンもありました。遊園地によくある、「ラーメン」「そば・うどん」「たこ焼き」「なんとかドッグ」といった類の看板がないのがいいですね。

     
  
アンパンマンハッピースカイ

これはいいなあ、乗りたいなあ。でもこれは見ているほうが楽しいか?

やっぱりここでもアンパンマンは人気者です。

      
   
向こうに見えるのは「 ラウディ」という子供用コースターの駅舎です。なかなか夢のあるデザインですね。この付近は「お子さま用アトラクション」が集まっており、どこもなかなかの賑わいでした。

   
ラウディのコースレイアウト

「かわいいワニのコースター」とのこと。残念ながら私は乗っていません。

  
        
さらに先へ進むと、レッドファルコンやメテオを中心とした、パークの中心部に着きます。「魔宮殿の冒険」という宝探しのアトラクション。見るからに楽しそうな雰囲気が漂っています。上にあるのがヘアピンコースター・クレージーマウス。東京ドームの「スピニングコースター舞姫」に似たミニコースターです。

      
  
マジカル・ラグーン

ここひらかたパークのシンボルだということなんですが、私、イマイチよく理解できていません。いろいろ伝説みたいなのがあるらしいです。

岩でできた「島」らしい。中に洞窟や遊歩道みたいなのが作られています。

まわりで子供が水遊びできるようになっています。右のほうの小さな岩から時折、「火を噴く」仕組み。夜はライトアップされてきれいらしいです(場所はエントランス近く)。

  
  
場所によっては、森の妖精「エルフ」(一段高くなったところにある)が、ちらっと姿を見せます。

     
  
レッドファルコンの巻き上げを中心に

この付近は傾斜地にいろいろなアトラクションが絡み合うように設置されていて、すごく密度が濃い感じです。彩りも豊かで、楽しそうな雰囲気を醸し出していますね。

  
        
マジカル・ラグーンからメテオを望む

やはり遊園地というよりは「パーク」と呼ぶのが似合っています。)この目の前に見えている緑と岩のような部分は、人気のウオーターライドアトラクション「パチャンガ」があるところです。

  
  
まとめ

周りは大阪のベッドタウン枚方市の住宅街なんですが、一歩、パーク内に入ってしまうと、完全な別世界となります。

パークの各部分は植物の緑と、土、岩をイメージさせる色づかいが多く、目にやさしく、心和む演出がなされています。

それでいてアトラクションが密集するエリアでは狭い敷地に絡み合うようにカラフルなアトラクションが配置され、楽しさを倍増させている感じです。

「お子さま向けアトラクション」が充実。特に比較的新しいものが多いのが目に付き、一般の遊園地にありがちな「何とな〜く古くさい感じ」といったものは少ないような気がします。

マスコットキャラクターとして「人間によく似た妖精たち」というのが設定されていますが、ほんとうにそんな妖精が棲んでいそう。キャラクターがパーク全体のコンセプトや実体ときちんとマッチして浮いていないのがいいです。

家族連れでやって来て、子供も親も「夢」を感じながら時間を過ごすことができそうな、素敵なパークです。オススメです!

          

    

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