すなわち、ハイパーシュート、クレージーヒュー、アトラスタワーは名前は違えど、要するに「スペースショット」である、ということだし、ターボドロップ、クレージーストン、レッドタワー、ハイパードロップの4つも同一機種で本名は「ターボドロップ」ということになるわけです。だからスペースショットは日本の各園においても本名のまま稼働していることが多く、一方、ターボドロップの場合は、本名のまま稼働しているのは鷲羽山のみということになります。
ただし、同一会社の同一機種といっても、スペック的には多少ちがうことはありますので、「まったく同一」とまではいえません。日本国内のものの中では、ナガシマスパーランドのスペースショットだけは、高さも70m級、3本連立という国内では異色のスペースショットです。他はおおむね同じ規模と思われます。
S&S社の垂直タワー型マシンのラインアップとしては、実際には他に、Double Shotとか、Combo
Rideと呼ばれるものもあり、外国の遊園地はそれらが設置されているところもあります。